現在、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の穂高国有林内で特殊配合モルタル航空散布工を施工しています。
特殊配合モルタル航空散布工とは、奥地や急傾斜地など人力による施工が不可能な箇所に特殊配合モルタル(通称:特モル)をヘリコプターで散布する工法で、特殊配合モルタルの強力な接着力により岩屑・岩塊の移動防止と岩盤斜面の剥離・風化防止を図ります。
資材運搬作業と散布作業が連続工程であるため、省力化や工期の短縮が可能であり、短期間で広範囲にわたって施工ができます。当社のSNモルタルボンドは通常の特殊配合モルタルボンドにあらかじめ繊維を添加し、法面への付着力の向上、経年変化によるクラックの低減など、特殊配合モルタルの基本性能を強化。近年たび重なる大規模災害に大規模災害地の復旧、奥地の治山事業などにおいて注目度が高まっています。