岐阜県高山市内の穂高国有林内で特殊配合モルタル航空散布工を実施してから1年10ヶ月が経過しましたので、追跡調査を行ってきました。
懸念されていた山頂から山腹にかけての岩屑・岩塊の移動は止まり、法面の風化防止ができていることが無事確認できました。
今後は自生種の飛来種子による、崩壊地の自然な緑化に期待をしています。
特殊配合モルタル航空散布工は人力による施工が難しい山間部等に、ヘリコプターにより特殊配合モルタルを散布する工法です。
岩屑・岩塊の多い岩盤斜面や、高海抜地帯や自然公園など、急速緑化が不可能な箇所にも高い効果を発揮します。